発熱が続く小学生女児

左の奥歯が痛いと歯科に受診され、右の奥歯を抜歯された夜から37.5度に体温が上昇。歯科、内科を受診するも体温が下がらず3日間が経過。歯科でも、内科でも原因が不明との事で、熱さましにと薬が処方されていた。しかし、解熱剤の効果が切れると再び体温が上昇するといった状況であった。特に痛みや腫れを訴える部位もなく、抜歯した部位にも異常な炎症や痛みはない状況であった。
4日目に、遠絡療法で任脈治療を行った所その場で体温が平熱に戻り、その後も体温の上昇は見られなかった。

患者さん情報

10代 女児
以前から踵痛や膝痛の治療で当院を受診されている。
今までに母親の入院・手術の際にも発熱して2日程安静を取るといった事があった。
小柄で痩せている体型である。
日頃から好んで運動をしている。
好き嫌いが多く偏食傾向。
来院時体温が37度台あり、火照り感を訴えていた。

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