下位脳処方で対応できる症状~うつ症状~

うつ病とは

「落ち込み」や「憂鬱な気分」といった誰でもが経験する気持ちから回復できず、また元気に頑張ろうと思えなくなってしまう心の病気とされている。

長期に渡るうつ病は意欲低下だけでなく身体機能の低下や社会活動への悪影響に発展する二次的な問題を招く疾患である。

病態

視床は中枢神経系で最大の神経核である。視床前核群は大脳辺縁系との中継核であり、記憶や情動に関与する。また視床下部は感情や情動の活動と密接な関係がある自律神経系の調整を担う中枢である。また脳下垂体と連携して視床下部が内分泌を調整する中枢でもある。

アトラスの炎症からAyIIIの障害で血液性細胞蓄積症状による間脳の機能低下が起きる事とうつ症状が発症する。

患者さん情報

50代女性
職業中学校教諭(副校長)
主訴:数か月前に前に帰宅途中で道の側溝に足を落とし痛めた膝が治らない。
   気力がわかず、体がだるい、笑う事が無くなった。

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