手指の拘縮

手指の突き指や骨折など、安静を取る為に固定するとその後に手指の可動域制限が起きてしまう事は多く起きている事です。

 

指は小さな関節で、他動的に曲げ伸ばしする事が容易に行えます。
しかし、下手に力任せに行ってしまうと炎症につながりその後は肥大や線維化を起こして運動障害を二次的に作ってしまう事があります。

 

そこで遠絡療法を用いて、患者の自動運動を最大限に活かして可動域を改善させる方法があります。二つの治療点の取り方と補法を用いる事でどこでも場所を選ばず行えます。
そして、セルフでも行える為患者教育にも有効です。

 

患者さん情報

手指の屈曲方向の改善を期待したい時は陰経を、伸展方向の改善を期待したい時は陽経を疼痛ラインとします。
母子 屈曲:TxⅠ    伸展:TyⅠ
示指 屈曲:TxⅡ(TxⅠ) 伸展:TyⅠ
中指 屈曲:TxⅡ    伸展:TyⅡ
環指 屈曲:TxⅡ(TxⅢ) 伸展:TyⅡ
小指 屈曲:TxⅢ    伸展:TyⅢ(TyⅡ)

より詳細な内容は会員専用コンテンツとなります。
ログインしてください。