40代男性、拇指の可動域制限

20年前に右拇指の尺側側副靭帯断裂に対し腱の縫合術を受けた症例。固定期間中のギブス固定の姿位不良によるCM関節IP関節の運動障害を発症。可動域制限があり、手作業に持続力が無いという事で加療に至る。

患者さん情報

40代 男性 
20代にスキーで転倒し、ストックのグリップ紐が絡み右拇指を外転方向に牽引されIP関節の脱臼、尺側側副靭帯の完全断裂に至る。
発症後10日目に腱の縫合術を受けている。
術後、執刀医の代理の医師が巻き直したギブスの姿位が悪く拇指の運動障害が発生。
拇指球筋の短縮に対しリハビリとなるが改善が得られず終了。

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