【ENRAC医学会誌紹介症例】MRIで異常が認められない脳血管障害の一例
以前遠絡医学会誌に取り上げた症例の情報を整理して紹介している内容になります。
患者さん情報
40代 男性
【主訴】
①左上腕~手関節の陽経(TyⅠⅡⅢ)のしびれ
②両肩甲骨部痛
③両後頸部~肩の違和感
④両中指屈曲時痛(TyⅡ)
【病歴】
15歳 蓄膿症(ティッシュが離せないくらい)
頭痛(数時間で治る)
20歳 右腎結石を繰り返す
24歳 来日する、蓄膿症軽減
28歳 不眠(薬は不要)
30歳 冷え症
33歳 朝起きた時に右腕全体(ラインはっきりせず)の
しびれ(特に手指のしびれ強く、こわばりあり)
両肩こり、頸も回りにくくなった
34歳 全身汗をかきにくくなる(尿量減少)
44歳 ドライアイ
左手指のしびれ(ライン不明)出現、徐々に上腕から
手関節(陽経+、陰経-)へ
両手指中指屈曲時痛
両肩甲骨内縁の痛み
両後頸部~肩の違和感
胆管結石
46歳 胆嚢切除
脳MRI異常なし
【初診時の状況】
1.グーパ-テスト左陽性
2.左大腿陰経の温痛覚低下
3.大腿陽経温痛覚は左右同じ
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