遠絡統合療法について
「世界の人々の痛みを治してあげたい」、「どこに行っても治らなかった方のお役に立ちたい」
こうした願いのもとに、日本の環境と風土の中から生まれた
新しい発想に基づく難治性疼痛治療の総合治療理論体系です。
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昭和56年
鹿児島大学医学部卒業・鹿児島大学病院勤務
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昭和59年
九州大学病院麻酔科勤務
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昭和61年
国立九州がんセンター放射線科勤務
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平成7年
上海中医薬国際鍼灸科研修生
医療法人ゆりの会 舞の里内科クリニック開業 -
平成14年
ペレス・銀座クリニック開業
第1回遠絡療法セミナー開催
日本ENRAC医学会設立 -
平成15年
第1回遠絡療法台湾セミナー開催
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平成19年
シンガポールペイン学会特別講師
米国麻酔医学会特別講演(サンフランシスコ)
中国麻酔疼痛医学年会特別講演(北京) -
平成20年
米国NATA(全米アスレティック・トレーナーズ協会)特別講演(セントルイス)
米国Duke大学講義(ノースカロライナ)
国際疼痛医学会特別講演(韓国) -
平成22年
第11回国際統合医学会 発表
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平成24年
第30回日本歯科東洋医学会記念学術大学 特別講演
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平成28年 没
67歳にてご逝去
遠絡療法(遠道相応穴位経絡療法)は、創始者、柯尚志(こう・しょうし/Shan Chi Ko)により開発された遠絡Ko医学の治療理論に基づく治療法です。
晩年の柯 尚志医師は、次元を統合する治療法ということで、「遠絡統合療法」と提唱しておりました。
遠絡統合療法は原因不明の難治性疾患、WHOに認定された難病、特殊難治性疾患(白血病等を含む)、激痛のある病気(PHN、CRRS、三叉神経痛など)を治療、改善させます。
遠絡統合療法の考え方と従来の医療
人間の体内には、血液、体液、リンパ液、髄液、神経の流れなど、多くの「生体の流れ」がありますが、これらが滞りなく移動・循環して生命は維持されています。
遠絡統合療法の考え方は、疼痛や病状が発症するのはこの生体の流れが滞ってしまったため、丁度川の流れが土砂災害などで堰き止められて水が流れなくなってしまったのと同じような状態が原因で引き起こされるというものです。
従ってこれを治療するには、その障害物をまず取り除かなければならないのですが、従来の医療は、堰き止められて洪水になりそうな水を近くに溜池を作ってバイパスを作ったり、時にはダムのような巨大な排水施設を建設するというような大掛かりな医療検査施設や医療機器の開発をもって治療の促進を図ってきました。
『生体の流れ』そのものを取り戻す理論
- 障害を除き、流れを再建する(連接理論)
- 障害を弱め除きやすくする(相克理論)
- 流れの抵抗を緩和し安定させる(相輔理論)
- 生みだし増やす(相生理論)
遠絡統合療法の特徴は難治性の痛みや痺れ症状を短期間、場合によっては瞬時に消滅させることも可能であるという点にあります。
両手両足から中枢に逆指令を与え、本来の機能を引き出すという療法理論と方法は非常に大きな可能性を秘めています。
近年の臨床事例の研究から、内分泌異常や細胞異常の変化を調整し、機能回復を促すという効果も確認されており、痛み・痺れ症状のみならず、糖尿病・癌・アレルギー性疾患等に対しても高い治療効果を発揮しています。
台湾では2004年からセミナーを開催し、ペイン医学会、整形外科医学会などで論文を発表及び講演をはじめ、アメリカDuke大学、国際ペイン医学 World Society of Pain Clinicians(韓国にて)招待発表も行い、国際運動障害医学会WFATT World Congress(日本にて)など様々な場所で遠絡統合医学の講義も行いました。
現在の受講者数は日本を初め、台湾・シンガポール・マレーシア・アメリカ・香港など5000名以上となっております。
Duke大学にて遠絡統合医学セミナーを実施(講師:Dr.KO)[アメリカ]
World Society of Pain Clinicians [韓国]
WFATT World Congress [東京]
スポーツ医学関連
写真はDr.KOが台湾オリンピック代表野球選手、台湾選手村の選手達に対し遠絡療法を行っている様子です。
メディア関連
台湾では様々なメディアに遠絡療法が取り上げられ、今一番関心が高い医学療法とされています。
また、日本では疼痛治療特集にて柯尚志医師が生出演し、瞬間消痛の治療効果を披露しました。
台湾オリンピック代表野球選手に治療(福岡ドームにて)
台湾オリンピック選手村にて選手達を治療
CTV News Channel
午後は○○おもいっきりテレビ