80代女性 RA罹患、転倒後の安静中に発症した足関節痛

室内で左足部をカーペットの下に潜らせてしまい転倒、左足背部に痛みを覚えた症例。整形外科では、左足根骨レベルの骨折と診断。特に固定なく安静指示で保存的治療をとして経過観察となる。足背部の痛みは2週間を待たずに解消。X-pも異常なし。

3週間を経過した頃から左内くるぶし(左内果)に痛みを覚えるようになる。

歩行の持続で痛みが増悪し、立ち上がり動作時の加重されるタイミングでの痛みの訴えもある。

内くるぶしの痛みが出るようになりシーネ固定での生活となる。1週間経過を見るも一向に痛みの軽減がみられない為、血液検査およびMRIを撮影。

RAの活動性の上昇はみられず、脛骨下部の骨内が炎症を起こしているとの診断となる。その後2週間、できるだけ安静をということで、足部をシーネ固定したまま生活するも痛みの軽減がみられない為、遠絡療法の開始となった症例。

患者さん情報

80代女性 主訴:足関節(内果)の痛み。
RA(リウマチ)罹患者

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